体験!宇宙まで光を放つパワースポット常陸国最古霊山『御岩神社』その③-2.令和2年9月体験記 ゴトビキ様との出会い。

御岩神社かびれ神宮ですホーム

この日の天気予報は

雨の日は入山できないという情報があったので

お参りだけして帰るつもりでした。

行きの電車もバスでも雨の景色。

御岩神社前に降り立った時には上がっていましたが、

さっきまで、ふっていたのは明らかです。

しかもまたいつ、ふり出すかわかりません。

大きな荷物を背負い、水分も持たずにお参りしました。

拝殿裏にまわると、入山の入り口が開いています。

途中まででも行けるのかも。そう思った私は

止められる前に行ってしまおうと、

急いで入山しました。

道はぬかるんで滑りますし、

手で岩をつかみながら登ることさえある急な

一方通行しかできない細い道もあります。

のどの渇きと重い荷物に少し後悔。

(注意:必ず水を持参しましょう。)

でも、だからこそ登り切った先の風景に達成感を感じ、

神聖な場所にたどり着いた喜びはひとしお。

山頂の巨岩パワーをいただき、今度は下山です。

小雨が降りだしました。

神社でいただく雨は、禊(みそぎ)の雨。

悪いものを洗い流してくれます。

鼻歌交じりの緩い下り坂。つい足も速くなります。

天候のせいか人はまばらでしたが

途中で何人か追い越しました。

山育ちのせいか

他の人より山道は得意なのかもしれません。

戸惑いながら慎重にくだる女性を横目に、

そんなことを考えていました。

いつの間にか雨も止んでいます。

しばらく、周りに人影もない道をひたすら前進していたら、

ガサガサッ

と枯れ葉を踏む音が聞こえ、音の方を振り返ると

私の手のひらほどの大きなカエルです。

周囲の岩や枯れ葉の色と同化していて

見逃してしまいそうな色です。

音がしなければ分からなかった。

突然の訪問者に嬉しくなったけれど、

「こんにちは」と声をかけただけで、

先を急ぎます。

通り過ぎた後、「あっ。」と気づきました。

神様のお使いだったのかもしれない。

巨岩信仰と言えば熊野の『神倉神社』のゴトビキ岩が有名。

ゴトビキ岩のゴトビキは熊野の方言でヒキガエルのことなのです。

出会ったカエルの種類は、私には見分けがつきませんが

神様のお使いと思えたこのカエルに敬意を払い、

ゴトビキ様と呼ぶことに。

時間を追うごとに

ゴトビキ様に出会えたありがたさがジワジワと湧き上がってきます。

ゴトビキ様に出会えた辺り
ゴトビキ様に出会えた辺り

神社で生き物に出会うのは縁起がいいとされています。

特にカエルは世界中で縁起がいいとされる生き物です。

私は神様からの歓迎のサインであると読み解きます。

もちろん私の思い込みだという人もいるでしょう。

でも私がそう感じるだけで十分なのです。

御岩神社まで呼んでいただいたと思える喜び

神様に気にかけて頂いているという自信

何も持っていない私ですが

この喜びと自信を胸に、

周囲にもいただいた良いパワーを分けてあげられる人になろう。

訪れた人みんなが

こんな気持ちを味わえますように

コメント

タイトルとURLをコピーしました