筋トレ、ジョギングなど一人でもできる運動が
もてはやされている理由に迫ってみました。
以前は、
特に筋トレはスポーツ選手やナルシストのものというイメージでしたが、
最近では、
みんなの意識が変わってきているのではないでしょうか。
かっこいい、はやりだから。
ではなく、
どうして必要なのか調べてみました。
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筋肉量が増えると痩せる
筋肉を維持するためには、大きなエネルギーが必要なため
基礎代謝量がアップします。
何もしなくてもカロリーを消費する。
これによって、痩せるというわけです。
これはもう常識でしょうか。
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運動すると脳の機能を最適化できる。
2007年コロンビア大学の研究です。3か月運動してもらう実験により
たった3か月の運動で脳の海馬(記憶をつかさどる)の毛細血管が
30%増えることがわかりました。
これまで減る一方とされてきたニューロンも増えること(新生)を証明するものです。
ニューロンは電気信号を伝えるための神経です。
運動によりニューロンが生まれたことで
脳の機能が高まり、栄養を必要としたから毛細血管が現れた。
脳は生まれ変わることができ、鍛えることができる.
というわけです。
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これによりそれまで常識と思われた事実がくつがえりました。
受験生が運動をやめて勉強だけに専念するのは正しい行動とはいえない。
歳をとると、どんどん脳のニューロンが死滅して再生しないというのは間違っている。
近年の新しい理論であるがゆえに、まだ知らない人も多い事実です。
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確かに運動が得意で、頭もいい子って必ずクラスに数人いましたよね。
それは自然なことなのかもしれません。
「勉強なんかさせるより、運動させましょう。」
学校の先生にそう言われる日が来るかもしれません。
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ADHD、うつ病も運動で薬がいらなくなる?
運動により多様なホルモンの分泌が促されることが分かっています。
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成長ホルモン: タンパク質を合成し、脂肪を燃やす。
テストステロン: 男性ホルモンに似た役割。意欲向上、自信がつく。
セロトニン: 幸福ホルモンと呼ばれ精神の安定剤。
ドーパミン: ポジティブ思考になり、やる気がでる。
ノルアドレナリン: 集中力を高め、積極的な行動をうながす。
エンドルフィン: ランナーズハイと呼ばれる。頭が冴える覚醒効果がある。
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これらのホルモンの影響により
運動には、不安のコントロールにも効果があることが認められます。
さらに
ADHD、うつ病も運動で症状が改善した事例があるのです。
運動は副作用のない薬だと言われています。
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筋トレをする経営者がおおいのは有名なお話。
体形維持だけではなく、ストレス解消、脳の活性化も期待できます。
ホルモンの分泌により幸せさえ感じられる。
なぜストレスフルな会社経営者の方々が、
筋トレやジョギングでさらに汗を流すのか
分かる気がしますよね。
*下は参考文献です。
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筋肉を増やすことのメリット
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・筋肉量がふえると基礎代謝が上がるから健康的に痩せられる。
・脳の機能の最適化ができるすなわち、認知症を防ぎ、健康寿命を延ばす。
・ホルモンを働かせることで、ポジティブになってうつ予防もできる。
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コロナ渦で引きこもって鬱々としてしまいがちな日々。
筋肉とポジティブな思考がお安く手に入るのは素晴らしいメリットです。
1人でもできるとは、自分の都合でいつでもできるということ。
忙しい現代人にあっている運動が筋トレやジョギングなのでしょう。
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いきなり筋トレやジョギングはちょっとという方に
オススメなのはヨガやストレッチ。
リラックスしながら体を動かせば、
気持ちの良さを実感できるようになります。
効果あるの?と思うかもしれません。
やらないより数倍マシですし、
少しずつ負荷をかけていく方法もありだと思います。
運動する習慣を身に着けることから始めましょ。
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